これからはある本の中から題材を頂きながらお話を進めていきます。
題材となる本の名前は「よく似た日本語とその手話表現」です。
内容をそのまま転記するわけには行きませんので私なりに感じた内容でお伝えしたいと思
います。
■勝手に新シリーズ <<意味を理解して手話を使おう!>>
(^0^)(^。^)( ̄^ ̄)(^へ^)(^0^)(^。^)( ̄^ ̄)(^へ^)
★★★ 「よい」 ★★★
私たちが始めに覚える手話の1つだと思います。
鼻の前でグーをちょっと前に出す仕草ですね。
「良い」(よい・いい)
意味は誉める事ですね。
この本には様々な「よい・いい」が使われています。
しかし、言葉の中で使う「よい・いい」は誉めるときだけに使う言葉ではないのです。
□△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼
「とってもいい」
どう表現します?
これだけでも2通りの意味があります
1つは「誉めている」、2つ目は「確認している」です。
なぜこのように解釈できるのかというとこの前後にくる文章で決まってくるのです。
「この製品はとっても良い!」(誉めています)
「この製品を取ってもいい?」(確認しています)
「あなたの写真はとっても良い」
「あなたの写真を撮ってもいい?」
手話の使い分けは1の方は「良い」2の方は「構わない」となります。
他にも様々な「よい・いい」が存在します。
1、「〜がよい(いい)」
2、「〜でよい(いい)」
3、「〜はよい(いい)」
頭に「ケーキ」と入れて見ましょう。
これだけでは判断が難しいですね。
状況を付け加えましょう。
<3人の友達がレストランに行き注文しています>
<1、は甘党です>
<2、は普通です>
<3、は辛党です>
これでどういった意味かは解りましたね。
1、はケーキが良いと言っています。
2、はケーキでも構わないと言っています。
3、はケーキはいらないと言っています。
手話では、1・「良い」、2・「構わない」、3・「いらない(必要ない)」
と表現できると思います。
他にも「その服いいね」という言葉の意味を考えると・・・
「君に似合っているね」「おしゃれだね」等を含んだ言葉となります。
なので「その(指差し)」「服」「良い」と言う手話表現の他に
「その」「服」「似合う」でも構わないわけです。
「いい」の言葉には様々な意味が込められています。
「いい」だけで表現するのではなく詳細な意味をつけて表現するようにすれば間違える事
も少なくなるのではないのではないでしょうか?
「その服、いいね〜、君に似合っているよ」
「その服いいね、綺麗だよ!」
参考にしているこの本は日本語の文章によって間違えてしまいやすい事柄を取り上げ、
それをどう正確に伝えるかを取り上げたものだと思います。
「書き言葉」や「話し言葉」の違いなどを取り上げています。
「ここに来てほしい」
「ここに来たい」
ただこれだけで違いが解った人は色々な場面を想像した人でしょう。
文章だけで判断すると同じ手話表現になってしまいます。
状況を想定し考えると違いが解ってきます。
2人の会話と想定し想像してみましょう。
もっと解りやすく言葉をつけ加えると・・・
「君にここに来てほしい」
「私はここに来たい」
これで違いがか解りますね。
上は「お願いしています。」
下は「自分の意志です」
つまり手話で表現するならこんな風になるのではないでしょうか?
「君(あなた)<指差し>」「ここ」「来る」「願い」
「私」「ここ」「来る」「〜したい・〜してほしい(好き)」
このように前後の内容に関係なくその部分の言葉だけを手話表現してしまうと読み取る相
手は意味を正確に捉えることが出来なくなってしまうのです。
難しいな・・・・
書いている私が混乱いています^^;
次回は「よく」について考えていきったいと思います。
(う〜自分自身がつぶれそう・・・・・)
□△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい
***** この内容となっている本の紹介 *****
よく似た日本語とその手話表現 第1巻―日本語の指導と手話の活用に思いをめぐらせて
(1)
脇中 起余子
価格:¥ 2,100(定価:¥ 2,100)
http://www.amazon.co.jp/dp/476282559X/ref=nosim/?tag=cyacyamaworld-22
*****************************************************************************
通信講座で手話を勉強するなら
生涯学習のユーキャン
資料請求無料

|
下の検索窓に「手話」と入力し検索すると手話関連の本が表示されます。
|