★★★ 「手話での(〜ても)(〜でも)(〜けど) (〜時)(〜たら)(〜ながら)」 <その6> ★★★ さてさて、このシリーズも終盤に突入! で、もって、今回は「〜ながら」という手話での表現のようです。 「ラジオを聞きながら宿題をする」 と言う事は、○と△を同時に行うという事なのでしょう。 もちろん他の意味としてつかう場合もあるようで・・・・ 日本人にはなじみのある言葉 「狭いながらも楽しい我が家」 とか 「傷を負いながらも戦う」 という言葉があります。 これは「〜であるのに」「しかし」という意味と同じらしい・・・ で、もって始めに紹介した文の手話表現はどうなっているのかといいますと・・・^^; どうなんだろう? 同時に表現できる内容であれば、同時に表現する。 表現しやすい例をあげれば 「電話をしながらテレビを見る」 ・左手で「電話」 ・右手で「テレビ」「見る」 こんな感じでしょうか? 始めの例題を手話でやるなら ・左側で「ラジオ」「聞く」 ・右側で「宿題」「やる」 ・右側と左側で手話表現した位置から両手で「いっしょ」「行う」 こんな感じなのでしょうか? 本の例題から借用すれば「考えながら、編み物をする」 という手話表現が記載されていました。 表現方法で考えられるのは3パターンのようです。 A-「考える」「編物をする」「考える」「編物をする」 上記のように繰り返して同じ表現を行う事で同時に進行している事を伝える。 B-左側で「考える」、右側で「編物をする」 左右の位置で示した位置から「平行」 C-「考える」「続く」「編物をする」 というように「平行」や「続く」という手話を使い表現する工夫が必要になってくるとの 事でした。 尚、「○○しながら△△する」を「△△しながら○○する」という風に一概には変換でき ないようです。 例ええれば・・・・・ 「教官に指導してもらいながら操縦をする」 を 「操縦しながら教官に指導してもらう」 こうなると意味的に不思議でしょう? 次に接続詞についての記述があったのですが私には到底説明など出来ないので手話表現に よって紹介してあった文を紹介します。 1、だから、ですから、それで、したがって →「ので」 2、しかし、けれど、でも、だが、ところで →「しかし」 3、そして、そうして、それから、それに、そのうえ →「次」 4、ところで、さて →「ところで」(ジェスチャーでやる<おいといて>) 補足:ジェスチャーで「その話しはこっちに置いといて」というときに箱を右から左へ移 動する時につかう動作です。 5、それでは、では、じゃ、そうしたら、それなら →表情で表現 6、それとも、または、あるいは、もしくは、それとも →「また」 7、例えば、すなわち、つまり、なぜなら、ただし ※3-5-6-7については他の方法やその言葉に含んでいる意味などが書いてありました。 この項目には他の補足などたくさん書いてありましたのでご参照ください。 と、いうことで今回もここまで・・・・・ 次回のテーマは 「〜だけ」「ばかり」「くらい(ぐらい)」「ほど」 についてのようです。 □△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼ ***** この内容の参考にしている本の紹介 ***** 手話表現のイラストなども豊富に掲載してありますので解りやすいですよ。 よく似た日本語とその手話表現 第1巻 ―日本語の指導と手話の活用に思いをめぐらせて 脇中 起余子 著 価格:¥ 2,100(定価:¥ 2,100) http://www.amazon.co.jp/dp/476282559X/ref=nosim/?tag=cyacyamaworld-22 本屋さんに無かったら上記のサイトから直接購入することが可能です。 ***************************************************************************** 通信講座で手話を勉強するなら 生涯学習のユーキャン 資料請求無料 |
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