★★★ 「〜だけ」「ばかり」「くらい(ぐらい)」「ほど」 ★★★
今回から
「〜だけ」「ばかり」「くらい(ぐらい)」「ほど」
と、言う事についてのようです・・・・。。。
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★★★ 「〜だけ」「ばかり」「くらい(ぐらい)」「ほど」 ★★★
いよいよ、このシリーズも終盤となりました。
表現には言葉と違う意味で様々なものがあることを実感いたします。
(当たり前の事なのでしょうが・・・^^;)
ここまで来て、手話を使い話しをするということは文章ではなく「見た表現」で伝えると
言う事を実感いたしました。
健聴者の私たちは文章のままに手話を使いがちです、いちど噛み砕いて改めて手話として
表現できるようになりたいと願います。(私自身への言葉です)
さて、とりあえず上記の言葉を使った例文の紹介
・「鳥だけだ」 →<鳥 / だけ>
・「鳥ばかりだ」→<鳥 / だけ(多い)・全部
/ 鳥>
・「鳥が多い」 →<鳥 / たくさん>
「だけ」を使うときの基本形?かな・・・・
例文
【草原の水辺に・・・・ 】
A:鹿だけ来ている
B:鹿だけ来ていない
C:鹿しか来ていない
この文章の中で分かりにくいものは「B」と「C」のようです。
同じ手話表現になりませんでしたか?
A:は「鹿・だけ・くる」
B:は「鹿・来る・まだ」
C:は「鹿・だけ・来る・少ない」「鹿・他(別、以外)」来る・ない」
他の動物も来るのであれば「鹿・来る・他・まだ」でもいいと考えます。
「ばかり」を使った表現
【お兄ちゃんばかり怒られる】
「兄・おこられる・いっぱい」
こんな表現で使われる「ばかり」だけではありませんよね。
他での使い方では
【そこにある飴玉を7つばかりとっておくれ】
このばあいの「ばかり」は「〜ほど」「〜くらい」というように「おおよそ」と言うよう
な意味を持っています。
表現するなら「ぐらい」とか「ほとんど」という手話を使うようですね。
他にももちろんあります。
「〜したばかり」
「今ここに来たばかりだ」
<今・ここ・来る・きちんと(ジャスト)>
※「きちんと」の手話表現は
両手の人差し指と親指を広げた状態で(数字の6の形)下に降ろしながら閉じる手話
指文字の「も」を両手で表すような感じです。
「今、言ったばかりだ」
a:<今・言う・きちんと>
b:<今・言う・あっけない(あっというま)>
「家の旦那は飲み屋に行ってばかりだ」
こんな場合の手話表現は「何回も」「たくさん」という手話を使いますね。
「顔が良いばかりか性格までいい」
この場合の手話は「加える」という手話表現
では私が分からないので、皆さんに問題を・・・^^;
(自分がわからないときに手段です、ご勘弁ください)
・「気が狂わんばかりの緊迫した演技だ」
・「私が時間に遅れたばかりにみんなに迷惑をかけてしまった」
ということで・・・・
(どんなことでやねん!)
今回はここまで。。。。。
次回を持ってこのシリーズは終わりそうです。
現在新しい題材を模索中ではありますが、所詮、私が扱うものです期待しないで下さい。
(誰もしていないと思いますが・・・・^。^;)
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