★★★ 2部 通訳技術・表現を考える その7 ★★★ (^0^)(^。^)( ̄^ ̄)(^へ^)(^0^)(^。^)( ̄^ ̄)(^へ^) 今回お世話になっている本は 「手話通訳なるほど講座」 ・市川恵美子(著)・全国手話通訳問題研究会(編) です。 □△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼ ★★★ 2部 通訳技術・表現を考える その7 ★★★ 【内容が伝わってなんぼ!!】 同時的表現!? 手話は見える言語、単語や文字は両手、表情、口形、動き、位置方向等の複数の組合せで 構成されています。 両手、表情、口形と組み合わせて表現すれば一度に複数の情報を表現することができます。 作者はこの「複数の情報を同時に表現」することが”手話の同時性”ではないかと思われ ています。 「雨が激しく降る」 「雨が降る」+「激しく」と単語的に並べればこうなると思いますが・・・・ 「雨が降る」この手話表現を雨が激しく振るように上下に激しく動かして表現することに よって「激しい雨が降っている」とうことを伝えることができます。 こんな表現を作者は手話の同時性だと思われているようです。 「会いに行った」 のか 「会いに来た」 のか ・・・・・ この手話も「会う」+「行く」とか「会う」+「来る」とか は 表現せず。 「会う」という手話を平行に表現するのではなく、前後に位置づけ奥の指(人)に手前の 指(人)を近づけていけば「会いに行く」となりますし、奥の指を手前の指に近づけてい けば「会いに来る」と表現できますよね。 うひゃ〜っ!! 長い例文が出てまいりました。・・・・・・・ 「何度も断ったのだけど、強引さに負けてとうとう引き受けることになった」 情報としては・・・・・ A、「何度も断った」 B、「相手が強引だった」 C、「最後は負けて引き受けることになった」 と、3っの情報が入っているそうです。 「断る」「たくさん」「けれど」「相手」「強い」「負ける」「仕方ない」「引き受けた」 となりますが・・・・・・ なんと! これを同時に表現すると本に書いてありました。 どう表現するのでしょう? はじめの手話を表現している写真は8カットで紹介してあり、次に紹介している写真は 6カットで表現したありました。 そのうちの4カットは同じ動作の写、真動きとしては3カットの写真で終わっています。 しかも、使われている手話単語は「断る」「と飲まれる」「仕方ない」だけなのです。 表現としては「断る」を繰り返し表現します。 そうです、「何度も断る」です。 そして、その動作をはじめは強く表現し、徐々に弱くしていくことで「強引さに負け」 という意味を付け加えることができます。 最後に「頼まれる」「仕方ない」という表現をしたところで、・・・・ 「何度も断ったのだけど、強引さに負けてとうとう引き受けることになった」 と、なるわけですね。 ギガスゴユス! 次にも似たような例文を紹介してあります。 が、これは次回という事で^^; □△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼□△○▽■▲●▼ ***** この内容の参考にしている本の紹介 ***** 手話通訳なるほど講座―手話と手話通訳の力を磨く市川 恵美子 価格:¥ 1,200(定価:¥ 1,200) http://www.amazon.co.jp/dp/4902244934/ref=nosim/?tag=cyacyamaworld-22 本屋さんに無かったら上記のサイトから直接購入することが可能です。 ***************************************************************************** 通信講座で手話を勉強するなら 生涯学習のユーキャン 資料請求無料 |
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