★★★ 2部 通訳技術・表現を考える その9 ★★★
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今回お世話になっている本は
「手話通訳なるほど講座」
・市川恵美子(著)・全国手話通訳問題研究会(編)
です。
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★★★ 2部 通訳技術・表現を考える その10 ★★★
【10章:豊かな語彙を身につけて】
にゃははは・・・。
タイトルが読めません!(T。T
そんなことはさておき(おいていいのか?)始めてまいりましょう。
この章の始まりは通訳者としての専門的な知識も必要だということを書いてありました。
手話通訳者にはさまざまな状況での専門的な知識も必要であり、勉強は欠かせないものだ
ということです。
そうですね、病院や裁判所での通訳などは専門的用語が多く大変だと思います。
とはいえ、私は先ず手話を覚えなければ先に進めないのが実情。
通訳者などとてもとても・・・・^^;
さて、本題に戻りましょう。。。
子育ての経験がある方なら経験されることもあると思いますが、身近な例題としてこんな
例題が記載されていました。
「PTAの役員は、皆さんが一度はやるべきではないかと思います」
個人的にはやりたくね〜〜〜・・・
と、思うのは私だけではないと思いますが、避けて通るわけにも行きませんね。
個人の意見はともかく、これを手話通訳しなければならない場合はどう表現するかです。
基本的には
「PTA・役員・みなさん・一度・やる・必要・思う」
となりますが・・・・・
本書では大切な事として話し相手の口調や気持ちで「やるべき」という言葉の表現が変わ
ってくるとの事。
強い意味での「やるべき」
気持ち的には「みんな一度はやらないといけません」的な感情があるとすれば、上記での
「やる・必要」で構わないのかもしれません。
しかし、「経験することで成長できますよ」的な感情があった場合は上記の表現ではちょ
っと合わないのではないかということです。
こんな場合には「一度・やる・良い」と表現したほうが意味を捉えて伝わるのではないか
ということでした。
そのほかにも話し言葉としていくつかの文例が掲載されています。
次は「必要」という手話を使った文例
「自分でやるべきことはやらなくちゃ!」
これをどう表現しましょう?
「やるべきこと」を「やる・必要」とした場合に次に来る言葉が「やらなくちゃ!」です。
「や・る必要・やる?必要?」???
文章として見て考えれば上記の表現はしないと思いますが、本書は通訳について書いてあ
りますのでこれを聞きながら表現した場合に同じ事を繰り返す可能性があるということで
した。
たしかに・・・・
文章を見て考えると表現方法も幾つか見つかります。
「自分・やる・必要・やる・大切」みたいな感じですね。
いやはやホントに考えても考えても私の頭では追いつきません・・・・
そしていよいよ最後の例題です。
これは「できるだけ」という単語を使った例文ですがこの「できるだけ」の表現を
「できる(大丈夫)・最高」と表現する手話は「当て字」ならぬ「あて手話」だそうです。
これを使う内容によって表現は異なるとの事。
「私にできるだけのことはさせていただきます」
「できるだけするようにします」
「皆さんもできるだけ協力してください」
「できるだけすれば良いのでは?」
「できるだけで良いんでしょう!」
同じような表現でも使っている意味が違うと表現も変わりますね。
皆さんが思い思いの表現で考え表現してみてはいかがでしょう?
最後に本書にこんなことが書かれていました。
手話は言葉です。
言葉は使い手がいて初めて生きるのです。
手話は話し言葉です。
話し言葉は生きている人が使い手です。
手話はどんどん変化し発展する言葉なのです。
と、いうことでこの勝手にシリーズの「手話通訳なるほど講座」は今回で終了します。
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***** この内容の参考にしている本の紹介 *****
手話通訳なるほど講座―手話と手話通訳の力を磨く市川
恵美子
価格:¥ 1,200(定価:¥ 1,200)
http://www.amazon.co.jp/dp/4902244934/ref=nosim/?tag=cyacyamaworld-22
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