ちゃちゃ丸&茶々。の 手話に関するページ もう1つの言葉を話そう 手話はもう1つの言語です NWSE |
![]() ここからは過去に私が教えていただいた内容や個人的に思うことなどを勝手に紹介していくコーナーです。 ほとんど自分本位のページで恐縮ですが少しでも手話を勉強される方々のお役に立つような情報も提供できればと考えています。 ご意見やご感想なども承りたいと思いますのでよろしくお願いします。 ご質問に関してはお答えできる範囲でのご返答ととなりますのでご了承ください。 |
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こんな経験はありませんか?
上記内容については、誰しもが1度は経験する事ではないでしょうか? しかし、どうして上記のような事が起こるのでしょう? 明快な答えがあります。それは・・・ ☆「手話の未熟さゆえに理解できない」という事 (手話単語を知らないだけの事・・・ただそれだけなのだ・・・) <この場合には知らないというよりも「認識できない」というほうが正しいかもしれません> 上記の答えに関して「え?」っと思われた方もおられるでしょう、確かに人それぞれ「癖」は存在します。しかし、私たちが思っている「くせ」とは違うのです。 では、どういうことか健聴者の私たちに当てはめて考えてみましょう。 1、私たちが話し方に癖のある方と話していて通じない事がありますか? 無いですよね?県外等に行くと「方言」というものがあり、わかりにくい事もありますが全く通じない事はないと思われます。 (単語によっては通じない事もありますが、会話としては成立するのではないでしょうか?) 時が経てば理解できます。言葉がわからない土地でも暮らしていけば時間とともに理解できます。 2、ろう者の方々同士は通じ合っているのに、私たちは読み取れない? どうして読みとれないのでしょう? ・動作が速くて・・・ ・表現の仕方が・・・ ・知らない単語が・・・・ 理由はそれぞれあることと思います。 と、言う事は・・・ 単に速い動作についていけるだけの経験が無い。 (早口で喋られても私たちは理解できます) 同じ手話でも動作がちょっとでも違うと、同じ手話だとは気が付かない。 (これは言葉的には表現が難しいのですが、一応例えばという意味あいで書かせていただきます・・・。 <たとえの例にならない事ではありますが・・・> 「昨日」と表現する手話があります。(人差し指を自分の後ろへ差す)この動作を2回続けて行うと、どういった意味になるでしょう? 2回だから「おととい?」では3回なら「一昨昨日」4回なら?「4日前?」 答えは、何回同じ事をやっていても「昨日なのです」 言葉で表すなら「昨日、昨日、昨日」と3回言っても一昨日にはならない昨日は「昨日」なのです。 ここで私たちは「この人の手話には癖がある」と勝手に決め付けてしまう。しかし、言葉にしてみると癖でも何でもない事がわかりますね、話の中でそうする必要があっただけなのかもしれませんからね。 他にも本来の手話としての動作の途中で止まってしまう動作表現をされる方もいらしゃいます。 「あっ、そうか・・・」(何かに気付いた時や突然何かを思い出したとき)このような表現をしたい時に、おでこへ握った手を当てる動作がありますね、この動作が途中までで止まる事があります。そう、おでこまで手が動かずに途中で止めてしまうのです。もちろん、途中で止まったから手話の意味がかわったということはありません。同じ意味なのです。 言葉で表すならこんな感じでしょうか・・・?(熊本弁で^^;)<ちょっと違うかな?> 「あいたぁ~しもたーー!!」(あ~あっ!失敗した~!!) わかるかな~^^; 意味的に捉えてくださいね(^^; 短く、ちょっと表現が変わっても同じ意味ですよね・・・。 3、いつもの人となら通じるけど、新しい人とは通じない・・・? どうしてでしょう?健聴者同士ならこんな事はないですよね、外国の方でない限り・・・。 こんな経験ありません? 自分の手話をろう者の方が別のろう者の方に手話通訳してもらった経験・・・ありませんか? どうしてでしょう?同じろう者の方なのに自分の手話が通じない? この意味は、まだまだ自分の手話が本当の意味での手話になっていないという事ではないかと思います。いつも話しているろう者の方々は、私たちの未熟な手話を読み取る努力をされ、理解されているのだという事だと思うのです。逆に私たちの未熟な手話の「くせ」を読み取り、理解されているのだという事ではないでしょうか。 通訳者という立場を考える ここでの手話通訳者ということは試験を受けプロとして同時通訳のできる方を意味します。 (同時通訳とは言葉を瞬時に手話に置き換えその場で表現出来る事。又は手話を瞬時に言葉に訳し適切な表現で伝える事が出来る事。) 日常会話の中での通訳とは違い、公の場での通訳という事を示唆します。 手話通訳としての道を選ぶのなら専門的な指導を受ける必要があります。その時々に合った手話表現をそれに最も当てはまる表現を身につけなければならないという事です。 例えば、「生まれた」「場所」この手話表現を言葉にすると・・・ ・出身地 ・実家 ・生まれた所 ・田舎 ・・・・ 色々ありますね、この表現の中から今その人がどの言葉を使って表現しているという事を判断し「言葉(音声語)として」伝える事なのだと思います。 通訳者は話される方の分身とならなければならないという事でしょう。 最後に 私たちが学んで行くべき事・・・こんな助言がありました。 ※話の組み立て方を学んで欲しい 言いたい事=伝えたい事 ⇒ 重要である □何が言いたいのか?何を伝えたいのか? ■はっきりしないと相手の方が解り難い・・・ 伝える事を明確にして話を組み立てる、手話に置き換え伝える。 その事が「わかる手話、理解できる手話」となるのだと思います。 |
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