手話の世界へ
内容(「BOOK」データベースより)
音声言語にまさるともおとらない、豊かな表現力をもつ「手話」。人間のコミュニケーションに新しい可能性をひらくこの言語を通して、ろう者の文化に光をあてる。14歳まで言葉をもたなかった少年。空間を自在に演出する少女。手話で夢みる老女…手話が禁じられた時代から今日まで、ろう者の歴史を辿りつつ、人間の脳に秘められた驚くべき潜在力を明らかにする。ろう者の「声」としての手話を考察し、言葉とは何か、人間とは何かを新しい視点で捉えなおす、優れたメディカル・エッセイ。
内容(「MARC」データベースより)
音声言語にまさるともおとらない豊かな表現力をもつ「手話」。人間のコミュニケーションに新しい可能性をひらくこの言語を通してろう者の「声を見る」文化に光をあてる啓示的なすぐれたメディカル・エッセイ。
もうひとつの手話―ろう者の豊かな世界
内容(「BOOK」データベースより)
日本には二つの手話がある。日本語を手で表した「日本語の手話」と、ろう者本来の言葉「ろう者の手話」だ。テレビや手話教室の「手話」のほとんどは、「日本語の手話」。「ろう者の手話」はろう学校でも禁じられてきた。なぜか?著者は、日本語とは全く異なる独自の言語「ろう者の手話」にむきあっていく。そこには、豊かな表現力で人と人とが思いを伝えあう、未知の世界がひろがっていた。異文化としてのろう者の社会を描き出し、日本語を問い直す、力作ノンフィクション。
手話でいこう―ろう者の言い分
聴者のホンネ
内容(「MARC」データベースより)
最初のケンカの原因は「物音」だった-。妻がろう者で、夫が聴者。ときに活動の同志、ときにろう者と手話通訳者。「聞こえる世界」と「聞こえない世界」という2つの世界の接点に立つ夫婦の日常の暮らしぶりとホンネを描く。
ろう教育と言語権―ろう児の人権救済申立の全容
内容(「MARC」データベースより)
2003年、全国のろう児とその親が「ろう学校での「日本手話」による教育」を求めて提出した「人権救済申立書」の全文とそれに関するQ&Aを掲載。また、言語学の観点からの「ろう教育」に関する論文、情報も多数収録する。
「ろう文化」案内
内容(「BOOK」データベースより)
手話を用いる人びとが、何世代にもわたって受け継ぎ、豊かにしてきた「ろう文化」。本書はカルチュラル・スタディーズや最新言語学の成果も取り込んだ「ろう文化」入門の決定版である。そもそも、耳が聞こえないってどういうことだろう?笑い声やトイレでの音。からだが出す音にも、よい音と恥ずかしい音があることを学ぶ。ろう者が共有するコミュニティ、伝えあう教訓―。古いフィルムやろう演劇、手話によるジョークや歌、詩など、思いがけない資料を手掛かりに、ろう者の生活文化を内側から描きだす。アメリカでは手話を学ぶ際の必須文献として、教科書にもなっている本。
アクセス!ろう者の手話―言語としての手話入門
内容(「MARC」データベースより)
手話はひとつの独立した言語と考えると手話の学習が楽しくなります。基礎的な単語を中心に指文字にはじまり「人」「時」「疑問の言い方」など色々な手話を分野ごとに整理して掲載した手話入門書。
聾の経験―18世紀における手話の「発見」
内容(「BOOK」データベースより)
啓蒙思想の花開いた18世紀後半は、聾教育と手話にもまた明るい日の射し始めた時代であった。本書に収められた7編のテキストは、その1764年から1840年の間にフランスで書かれたものである。百年を経ずして再び口話主義の暗黒に戻る運命の下、それらは先駆的であり、論争的であり、また思索的であり、愛情溢れるものであった。「ろう文化宣言以降」を掲載した日本版。
手話の世界―ろう者・難聴者・聴者を結ぶ多彩なコミュニケーション
内容(「MARC」データベースより)
耳の聞こえない人たちのコミュニケーション手段であると同時に豊かな表現世界を持つ手話。手話パフォーマンスや手話サークル、聴覚障害者・手話関係団体、また手話対応可能な病院や宿泊施設など、手話に関する情報を紹介する。
ろう教育が変わる!―日弁連「意見書」とバイリンガル教育への提言
出版社 /
著者からの内容紹介
手話言語と言語政策/日本手話はろう者の魂/明治後期の東京盲唖(聾唖)学校における教育内容の歴史的一考察/ろう児の言語発達と教育-言語教育の観点から/日弁連「意見書」と人権救済申立/手話教育の充実を求める意見書
バイリンガルろう教育の実践―スウェーデンからの報告
内容(「MARC」データベースより)
子供達は手話による「学び」をどのように体験しているか、先生達は子供達にどう働きかけているのか、どんな教材を使い、どのように教えているのか等、スウェーデンのろう学校で行われているバイリンガルろう教育の実践を紹介。
ろう学校の窓から―うつくしく生きた人たち
内容(「BOOK」データベースより)
ろう者の平等な社会参加がいまだ閉ざされていた時代、ろう者の暮らしに起こる不都合を社会問題として科学の視点でとらえた発言集。日本聴力障害新聞連載“差別”ほか、ろう教育の創造、ろうあ者と人権などを収録。
ろう教育―君ら音をうばわれて
内容(「MARC」データベースより)
手話の素晴らしさ、ろうあ者の人間としての権利を謳い上げた記念碑的著作。ろうあ者問題を「差別」という視点から取り上げ、手話の素晴らしさと向かい合い、ろうあ者の人権を主張する。再刊。
聾に生きる―海を渡ったろう者
山地彪の生活史
内容(「MARC」データベースより)
アメリカに移住したろう者・山地彪。生活史法によって、彼の個人的な出来事と生活構造を時間の軸に沿って記録・整理し、時代考証的な分析を経て個人の生活観や世界観に迫る。
【古書】
日本手話図絵―手まねのてびき
(1963年)
心を育て、ことばを育てる
―耳の聞こえない子の詩と作文の指導
(1981年)