ちゃちゃ丸&茶々。の 手話に関するページ もう1つの言葉を話そう 手話はもう1つの言語です NWSE |
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とらえかた、視点 「近くのマーケットで買い物」 さて、上の文章を手話表現すると <近い、マーケット(お店)、買い物> となりますが、状況表現するとどうなるでしょう? えっ、状況表現って? と、思われた方もいらっしゃると思いますが要するに この言葉がどこの場所で言われた物かを考えてほしいということです。 単に単語の手話を並べ表現したところで上記の内容が伝わらないということです。 「近いお店で買い物」という言葉は伝わりますが、状況的にどこに近い場所なのか、 どれくらい近い場所なのか、ということは伝わりません。 よく、私達健聴者は言葉だけを考えて意味を伝えようとせず手話表現をしてしまうことがあります。 それに気付かず話を進めていってしまい、ちゃんと通じていると勘違いしたままでいることがあるものです。 即ち、上記の文章をその使う場所によっての表現の使い分けが必要だということです。 状況@ <街に出ていたときの会話> 「私、近くのスーパーで買い物をして帰るわ」 この時そのスーパーが目に見え所であれば <指差し>によって表現する。(そこの) <体の向きと視線>によって表現する。(こっちの、あそこの) というように「近い」という表現は必要ありません。 後は、相手にわかるように自分が買い物をしている様子を表現すればよいでしょう。 言葉に代えるなら「そこの、あそこの」という表現も出来ますが 文章によってその状況を説明するのな、らやはり「近い」と表現した方がわかりやすいでしょう。 状況A <家の中での会話> 「帰りに近くのスーパーで買い物するわ」 友達が家に帰る途中に買い物をして帰るということなら ・友達の家の近くにあるお店 (友達が表現する場合は「私の家の近くの店」) 「私」「家」「近く」「お店」「買い物」「帰る」 ・自分の家の近くならそのお店の名前を表現する 「○○店」「買う」「後」「家」「帰る」 といった感じです。 「父は庭の手入れ」(見えない場所いる) 「母は洗濯」(見える場所にいる) 「私は〜」 この3つの言葉を視線を生かして相手に解りやすく伝えることが出来ます。 このときの「私は」家の中にいる事にします。 庭は右側の方にあるとしましょう。 洗濯機のある場所は左側にしておきます。 先ず <右を見て> その視線の方向で(右の方で) 「父、庭、手入れ」 (「庭=庭のある位置」<指を差して表現します>) このときの手入れは、草むしりでも、植木の手入れでもその様子を伝えます 次に <左を見て> その視線の位置で(お母さんと重なる位置) 「母、洗濯」 と表現します そして 「私は〜」 と自分の位置で表現します このように立体的に表現することで相手にもその状況が伝わりやすくなります このときに注意すること 右側にいる父を表現する時は右手で表現し、左側にいる母は左手で表現しましょう。 こうすることによって右手だけで「母」、「父」、と表現するより具体的に物事を伝えることが出来ます。 同じように右側に父親、左側に母親と想定し下記の言葉を手話表現してみてください。 「父は家に帰ったら何もしない」 「母は食事の支度をせっせとやる」 右手と左手をうまく使えたでしょうか? 視線もちゃんと区別できましたか? なれないと結構難しいですね、私も出来ない・・・ (利き手はやりやすいですが、利き手ではない方はうまく動きませんね^^;) 後は手話表現が合っているかですね <右の手で>「父」 <右側で>「家」「帰る」「暇」<顔の表情でボーっとしている表情><指差し> <左手で>「母」 <左側で>「食事」<料理を一生懸命している仕草> 「何もしない」=<その様子をを伝える>(ボーっとしている様子) 「せっせと」=<おこなっている手話を忙しく見せる>(料理手話を力強くあらわす、てきぱきとすばやく) 「仕事」という手話を激しく動かせば <一生懸命仕事をする>という表現になります ゆっくり動かすと <休み休みしている、いいかげんにしている=怠けている> という表現となります その状況に合った手話表現方法を使いましょう この言葉を手話表現すると 「買い物から帰ったらすぐ料理に取り掛かる」 「買い物」「終わる」「荷物を置く」「暇」「違う」「料理」「始める」 <取り掛かる>=「暇」+「むづかしい」=休めない
※「始める」「開始」などの手話は普通手のひらを正面に向けて行いますが、この場合何も無いところから何かを作り出すという意味でこの表現を使っています。
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